Matagami

2013年11月 4日 (月)

マタガミのエコロッジについて、詐欺事件

ラディソンの話から少しずれますが…以前に書いておいて放っておいた記事がいくつかあるので、少しずつ載せることにします。


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GRC(Gendarmerie royale du Canada)(英語ではRCMP, Royal Canadian Mounted Police)が詐欺事件として3人起訴したようですね。エコロッジ建設計画で、Agence de développement économique du Canada (DEC) から経済的支援を受けたそうですが、二重請求をしたようです。額は11500カナダドルということですが…
詳しくは以下をご覧ください。

Fraude impliquant le projet Écolodge Matagami

http://www.rcmp-grc.gc.ca/qc/nouv-news/com-rel/2013/10/131017-fra.htm

ニュース記事については以下をどうぞ。


La GRC s'intéresse à l'Écolodge Matagami
http://www.radio-canada.ca/regions/abitibi/2013/09/25/002-grc-ecolodge-matagami.shtml



Écolodge Matagami : accusations de fraude
http://www.radio-canada.ca/regions/abitibi/2013/10/17/004-accusations-fraude-grc-ecolodge-matagami.shtml

Écolodge Matagami : la Ville appuie Daniel Cliche
http://www.radio-canada.ca/regions/abitibi/2013/10/18/002-matagami-appui-daniel-cliche-ecolodge.shtml


Présumée fraude à l'Écolodge de Matagami
http://www.abitibiexpress.ca/Faits-divers/Justice/2013-10-18/article-3433779/Presumee-fraude-a-lEcolodge-de-Matagami/1

Écolodge Matagami




Écolodge Matagami : la décision de la Ville remise en cause
http://www.radio-canada.ca/regions/abitibi/2013/10/24/002-ecolodge-matagami-citoyens-pas-contents.shtml

この事件の顛末についてはまた後ほど記事にしたいと思います。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。



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2012年10月11日 (木)

Matagami マタガミ が50周年を迎えました。

ケベックのノー=デュ=ケベック Nord-du-Québec にあるマタガミ Matagami が今年創立50周年を迎えます。
それを記念してサイトが開かれました。


http://www.50edematagami.com/CustomPage.aspx?ResourceId=acf62fe5-1d8e-4aef-b6f8-16883061e7c4


なかなか良さそうです。
...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

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2012年8月25日 (土)

Matagami, je t'aime! 15 マタガミが好き!(エコロッジ 3)

マタガミのエコロッジの続きです。

このエコロッジは、モンレアルのL'OEUF s.e.n.c.という会社が係わったようです。http://loeuf.com/fr/projet/ecolodge-lac-matagami
建設費などが3 100 000カナダドルかかったようです。(1カナダドルを80円くらいと考えると、248000000円、つまり、2億4千8百万円くらいになるのでしょうか。)
マタガミの2010年度の予算が、4 600 000 カナダドル(1カナダドルを80円くらいに考えると、368000000円、つまり、3億6千8百万円くらいになるでしょうか)なので、いかにマタガミの町(ヴィル(ケベックには市町村の区別が無いのですが、町と書きますね))がこのエコロッジに掛けたか、分かると思います。

L'OEUF s.e.n.c.(発音は「ルフ」みたいな感じです。OEUFは「卵」という意味もあります)という会社のサイトのページには
http://loeuf.com/fr/projet/ecolodge-lac-matagami
このエコロッジの構想から実現までが説明されています。

それによると、マタガミは、マタガミ湖畔に自然にやさしい宿泊施設(住宅)のようなものを建てたかったようです。「自然にやさしい」とは、具体的には、環境を尊重した宿泊施設の開発、自然保護の行き届いた環境での野外活動と研究観察を主眼においたエコツーリズム市場に参入できるような、ということのようです。エコロッジのデザインはRobert Boyle(ロバート・ボイル)氏の協力によりできたそうで、マタガミ湖に突き出た半島に、本館と、何棟かの小屋とテントが建てられました。本館は、湖に突き出た(半島の)先端に建てられ、小屋とテントは、半島の先端から離れた、湖畔のあちこちに建てられました。


本館は、大食堂・(調理道具などの完備した)キッチン・バーとテラスからなっています。本館には、店・事務所・マルチサービスのコーナーがあります。

この建物のデザインは、平屋の(一文字に)長い建物で、わずかに湾曲した(緑色の)屋根で覆われています。その屋根から垂直方向に太陽パネル・展望塔・換気口を兼ねた部分(この記事では「展望塔」と呼びますね)が突き出ています。

本館の中心は、この展望塔の真下にあります。大きな暖炉があり、長い階段でテラスに行ったり、さらにその先にある湖の波止場に行ったりできるそうです。その波止場では水上機の発着が可能だそうです。(マタガミには車・飛行機で行くことができますが、飛行機と言っても、飛行場に着陸する普通の飛行機と湖に着水する水上機の両方を指します。水上機の利用はけっこう盛んです。)

そのほかに、本館と小屋・テントを結ぶ小道が整備されているそうです。

小屋は周囲の森に溶け込んでいるものの、トイレなどの設備・薪ストーブ・蚊よけのついたポーチがあるそうです。
小屋は、森林環境に与える影響を最小限に抑えるために、建物はプレハブで、基礎は基礎杭だそうです。

テントについては、Richard Kroeker(リチャード・クルーカー)氏の協力のもと、たわめた木材で作ったそうです。

エコロッジ・小屋・テントのインフラ設備は、長期的使用に耐えるようにできているそうです。

例えば、エコロッジに必要な電力はエコロッジの水力発電施設で自家発電するようになっているそうです。汚水は、浄水機能のある湿地ゾーンで自然に処理されるようになっているそうです。
こういうわけで、マタガミのエコロッジに宿泊すれば、できるだけ持続可能な方法で、できるだけ環境を尊重した建築物内で、ケベック北部の手付かずの自然の美を楽しむことができるのだそうです。

ということで、エコロッジの紹介は今回で一休みです。
読んでいただきどうもありがとうございました。

マタガミについては、ブログの記事で再び取り上げることがあると思いますが、今回のエコロッジの記事で、ひとまず終わりにします。

この後は、ケベックの2012年の選挙について少し述べた後、ケベックの北部にいる先住民族を簡単に紹介したいと思います。(ケベックの選挙(とくにケベック北部関連)について知りたいと言う感想が多いのです。)

では、本日もご訪問どうもありがとうございました。
皆様の一日が有益で楽しいものでありますよう、心よりお祈り申し上げます。
次回のご訪問を楽しみにお待ちしております。

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ご面倒をおかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。

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では、今回も、写真がないので、シブガモの写真を載せたいと思います。
シブガモ Chibougamau はケベック北部最大の町(ヴィル:ケベックには市町村の区別がありません。全てヴィルです。)で、人口8000人ほどです(現在7000人台になったようですが…)。周囲に先住民族が住んでいる上(こちらについても後で紹介する予定です)、40キロほど離れた場所にシャペ Chapais という町があるので、実際の人口よりも町自体は栄えているように見えると思います。
この町には、病院(ケベック北部唯一の病院です・診療内容は限られています)・診療所・ゼラーズ(大型量販店です。Zellers:ターゲットTargetの買収により来年に閉店予定です)などがあります。特記すべきは、同じようなタイプの店が二軒あることがある、ということです。
ケベック北部の町には、各町に、ひとつのタイプにつき、一軒ずつ店がある、ということが多いです。つまり、スーパーマーケットも薬局もホームセンターもそれぞれ一店舗だけ…という感じで、「その店にとある商品がなかったら、その町にその商品はない」という感じです。それに比べると、シブガモにはスーパーマーケットが二軒、ホームセンターも二軒あるので、とある商品を探しているときに、一方の店になくても、もう一方の店にはあるということがあります。こういうことは、また記事にしたいと思います。日本ではなかなか実感できないことだと思うので、面白いのではないかと思います。

さて、シブガモには、「ケベック北部の首都」 Capitale du Nord などという呼称もあるようですが、ケベック北部のほかの町からは異論もあるようです。(ケベック北部の町は、どれも小さいですが、皆、自分の町が一番だと思っているようなので、どれが中心とはなかなかいえないようです。シブガモが人口から見て一番大きな町である古都には変わりがありませんが。)
ということで、シブガモの写真です。
町の大通り沿いの一部です。

政府関連の組織(特に経済開発関係)が多く入っている建物です。向かいに郵便局や図書館があるので、郵便局を次の写真で載せます。


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郵便局 Postes Canada です。
日本へは、EMSでも航空便でも、普通の手紙のようなものなら、10~14営業日程度で着くようです。(早いときは5営業日程度で到着する事もあるようですが…)
EMSで送るほうが到着がとても早いと思いがちですが、それほどでもないです。


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一番最初の写真に写っている建物の隣、郵便局の真向かい辺りにある建物です。
Ministère des resources naturelles et de la faune(ケベック政府の天然資源・野生動物省が入っています。)
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シブガモの町役場(Hôtel de ville :発音は「オテル・ドゥ・ヴィル」)です。今度正面から撮影しますね。

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町役場の向かい・郵便局の隣にある公園です。この公園についても、また後で話題にしたいと思います。

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公園の隣(郵便局側ではない隣ですね)にはミニゴルフ場や、テニスコート、家庭菜園などがあります。
この町は village-relais (ヴィラージュ・ルレ)に参加している(詳しくはまた後で)ので、この町には24時間営業のレストランなど長距離の旅をする人たちにとって必須の設備が整っています。


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ヴィラージュ・ルレの青い標識がそのしるしです。
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では、皆様の一日が楽しいものでありますよう、心よりお祈りしつつ…

2012年8月17日 (金)

Matagami, je t'aime! 14 マタガミが好き!(エコロッジ 2)

ということで、エコロッジの続きです。

エコロッジは、マタガミにある、プロのツアーガイド代・食事代・活動費も宿泊代金に含まれている宿泊施設です。

ケベックの観光のサイト grandquebec.com の説明をさらに続けて読んでいくと、
http://grandquebec.com/nord-du-quebec/ecolodge-matagami/

活動の例として
雪のない季節の活動として
○カヤックやカヌーでの湖遊び
○カネ川下り
○遠足
などが挙げられています。こういう活動時に、タイガや針葉樹林、洞窟、最後の氷河期が残したモレーン(堆石)といったものが見られるようです
それから、
○べ=マティス la Baie-Matisse での水浴び
○昔の山道をマウンテンバイクで走行
というものも挙げられています。こういう活動では、ビーバーの巣を見たり、タイガが森林伐採の後でどうやってもとの姿を取り戻していくのかが見られるようです。
また、
○ゴムボートで、コールド・スプリングズ急流の上流にあるベル川 la rivière Bell 下りや、べ・デュ・ノー la Baie du Nord 下りやノッタウェイ川 la rivière Nottaway 下り
という活動もできるそうです。
さらに、
○平原を見渡す6つの山頂のあるローリエ山脈 les monts Laurier 登山
「玄武岩でできたこれらの山は地球上で最も古い火山のうちに入ります。最初の頂に上ると、ローリエ山脈のふもとにうっそうと広がるタイガが徐々に小さな針葉樹がまばらに広がる山頂近くのタイガとなっていくのが見られます。」とのことです。

これだけ挙げられていると、運動になれていない人でもできそうな活動が見つかりそうですね。私は、遠足かカヤック・カヌーこぎをしてみたいです。水浴びも楽しそうですね。

冬については
湖が凍り、一面に氷が張った様を見つめているだけで、時を過ごせるそうです。
これは、私もその通りだと思います。本を一冊、おいしいコーヒー・紅茶で、大自然を眺めながら、朝から晩まで過ごすのは気が休まりますね。
冬の活動については、
○スキーで、何キロもあるスキー用山道を散策
「エコロッジ周辺の地域には、ラケットとスキーを楽しむ人たちのために、十数キロにわたる山道(ラケットとスキー用の道)が縦横に走り、広大な自然が広がっています。また、エコロッジの傍には、クロスカントリースキーを楽しむ人たち用に小さな山小屋が建てられています。ツアープランによっては、オルガ湖 lac Olga に行くこともできます。いくつもの湖、川、森、山道を越える100キロ以上にもわたる行程です。」と書いてありました。
スキーのほかに、ラケットもできるようですね。私は、ラケットが好きなので、これを見て、嬉しく思いました。

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このように、
春夏秋冬いろいろなツアープランがあるようです。体力勝負派のかたにも、散策程度で十分な瞑想派のかたにもツアーが提供できるみたいですね。

このエコロッジについて、連絡先としてあげられていたのが、
l’ÉCOlodge Matagami :
(住所)
100 Place-du-Commerce,
Matagami
(電話番号)
Téléphone : 819 739 4566

ということで、マタガミの観光案内所に問い合わせをすればよいようです。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

他にもいろいろなサイトがこのエコロッジ・マタガミについて書いているのですが、GGW(IT'S A GREEN GREEN WORLD )
http://www.itsagreengreenworld.com/public/eco_accommodation372.html
によると、マタガミのエコロッジは、春夏秋冬利用可能で、滞在者の興味・技能・滞在期間によってスケジュールが立ててもらえるとのことです。
夏の滞在プランでは、夏にできる全ての活動が含まれ、冬のプランでは、野外活動プラン・スノーモービルでの外出プラン・混合プラン(野外活動とスノーボービルでの外出の両方のプラン)の三種類あるとされています。
公式サイトよりは説明がシンプルですが、スノーモービルもOKとは、驚きです。

宿泊料金についてなのですが、「一泊一人230カナダドル」だそうです。ここら辺では一泊一人(トイレ・バス付きの部屋で食事はついていない宿泊)100ドルくらいなので、宿泊だけ見ると高いかなと思われそうですが、プロのガイド代と食事代と活動費と用具代とチップが含まれているので、それを考えると当たり前の値段かと思います。ちなみに、普通のレストランで普通に食事を取ると(税金やチップが入るので)、一食20ドル位することも多いです。アルコールが入ると、さらに、値段が上がります。為替レートの変動でいくらか変わると思いますが、ケベックだけではなく、カナダでは「食事は、量が多く、値段が高い」と思ったほうがいいと思います。(1カナダドルを80円くらいで計算している人が多いのですが、ケベックの実際の生活では、税金が加わるので、ものを買うときなどは、1カナダドルを100円くらいで計算したほうが、後でレシートを見てビックリしないかな、と個人的には思います。)

話は少しずれますが、マタガミの公式サイトのほかにも
下のサイト
http://www.panoramio.com/photo/8016238
には写真がけっこうあります。

さて、このエコロッジは、モンレアルのL'OEUF s.e.n.c.という会社が係わったようです。http://loeuf.com/fr/projet/ecolodge-lac-matagami
建設費などが3100000カナダドルかかったようです。1カナダドルを80円くらいと考えると、248000000円、つまり、2億4千8百万円くらいになるのでしょうか。
この会社はこのエコロッジについていろいろ説明を載せているので、次回はそれを少し読んでみたいと思います。

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
ということで、今回も写真が無いので、ラック=サン=ジャン地方の写真を載せたいと思います。

下の写真にCouche-Tardという看板が見えますね。この「クッシュ=ター」(日本語にしたら「夜更かし」でしょうか)はコンビ二のようなお店(フランス語で dépanneur  と書きます。発音は「デパナー」で通じます)です。しばしばガソリンスタンドと一緒になっています。
この外国のコンビ二、実は日本にも関連しています。この会社は、Circle K(サークルK)を2003年に買収しているのです。日本にもサークルKはありますよね。

それから、日本のセブンイレブンに収入で勝ったとかいう新聞記事が少し前に出て、こちらではけっこう話題になりました。http://www.lesaffaires.com/secteurs-d-activite/commerce-et-produits-de-consommation/les-revenus-de-couche-tard-depassent-ceux-de-7-eleven/546519

Les revenus de Couche-Tard dépassent ceux de 7-Eleven

という記事です。2012年7月13日の記事です。
最初に「Pour la première fois, les revenus annuels d'Alimentation Couche-Tard (TSX:ATD.B) ont dépassé ceux de son grand rival japonais, 7-Eleven.」(初めて、アリマンタシォン・クッシュ=ターの年間収入(12月期決算のことかと思います)がライバル日本のセブンイレブンのそれを上回った)という感じで記事が始まります。

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それから、日本のマツキヨ(マツモトキヨシ)のように身近なドラッグストア, ジャン・クチュ Jean Coutu です。マツモトキヨシも、ジャン・クチュもどちらも創立者の名前ですね。奇妙な一致です。


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最後に一枚、ケベック市のボワ・ドゥ・クーロンジュ公園 Le parc du Bois-de-Coulonge の写真を。( http://www.capitale.gouv.qc.ca/realisations/parcs-espaces-verts/parc-du-bois-de-coulonge.html )いつか記事にしたいと思います。

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2012年8月16日 (木)

Matagami, je t'aime! 13 マタガミが好き!(エコロッジ 1)

マタガミのエコロッジ ÉCOlogde Matagami についてです。
こちらは環境に配慮した宿だそうです。

エコロッジについては、あちこちリンクを貼りましたので、写真は、リンクのほうでご覧下さい。
ご面倒をおかけします。

マタガミの公式サイトによると、
http://www.matagami.com/guidevacances/ecolodge.cfm
エコロッジ・マタガミは、世界的に見ても、持続的開発とタイガの天然資源利用を軸とした、北方の環境に配慮した「リゾート」の先端をいく施設だそうです。

エコロッジ・マタガミは、リクリエーションと観光が同時に楽しめる宿泊施設で、厳しい環境基準をクリアしつつ、高品質の設備を備え、快適な滞在ができるように建設されたそうです。
手付かずの本物の自然に囲まれて、他では体験できないような自然体験ができるよう、考えられているそうです。

たしかにエコロッジの写真はなかなか素晴らしいと思います。
http://www.matagami.com/maville/photos-ecolodge.cfm

マタガミの自然の写真もいいと思います。
http://www.matagami.com/maville/photos-nature.cfm

こちらのブログに既にいらしたことのある方は、これらのリンク先の写真はすでにご覧になっているかもしれませんね。

さて、ケベックの観光のサイト grandquebec.com を見てみると、
http://grandquebec.com/nord-du-quebec/ecolodge-matagami/

「エコロッジ・マタガミ ÉCOlogde Matagami はノー=デュ=ケベック(直訳すれば「ケベック北部」くらいになります)地方を旅する人たちに、「快適さを損なわずに、環境に配慮した宿」という新しいコンセプトを提案します」とあり、「エコロッジは、マタガミ湖畔のリクリエーション用ゾーンの真ん中に位置しています」とのことです。
面白いと思ったのは、この先の説明です。
「エコロッジでの滞在は、滞在者の興味と向き不向きによって変わります。」と書かれています。そして、「滞在期間は三日から七日くらいです。滞在プランの料金には、プロのガイドによるサービス・食事・活動に必要な用具の費用が含まれています。」
ということで、このエコロッジは単なるホテルとは違うようです。

次回に続きます。
次回は、エコロッジの特徴や宿泊料金などについてお話ししたいと思います。

では、今回は写真がないので、ケベック市にあるケベック美術館  http://www.mnba.qc.ca/Accueil.aspx の写真を載せますね。
この美術館では、常に複数の展覧会が開かれています。有料の展示も無料の展示もあります。
非常に見ごたえのある展覧会が多いので、歩きやすい服装・靴で、すべて見たほうがいいと思います。
カフェとレストラン両方あります。カフェのほうが手ごろな値段で昼食がとれます。おいしいと思います。
お店(ミュージアム・ショップ)があるので、お土産を買うのもいいでしょう。(ただし、ミュージアムショップなので、普通の土産店に比べて、手ごろな値段のものは少なめかもしれません。)

今こちらの美術館では、アメリカやメキシコなどヨーロッパ外で活躍した女性シュールレアリストたちの作品とその生涯に焦点を合わせた展示を行っています。面白かったです。( http://www.mnba.qc.ca/expo_wonderland.aspx )
名前が長くて、「AU PAYS DES MERVEILLES Les aventures surréalistes des femmes artistes
au Mexique et aux États-Unis」、「不思議の国で メキシコとアメリカ合衆国の女性芸術家たちのシュールレアリスト的冒険」とでも訳せますでしょうか。
同じく特別展の「ヌーベル・フランスの芸術」も面白かったです。( http://www.mnba.qc.ca/expo_nouvelle_france.aspx )
常設展のリオペル( http://www.mnba.qc.ca/expo_riopelle.aspx )はケベック市に来たならぜひ見ていただきたい展示です。
そのほかの展示はこちらhttp://www.mnba.qc.ca/Afficher.aspx?supersection=308)で一覧できるようになっています。どれもよいと思います。


さて、この美術館は他にも興味深い特徴がいくつかあります。
良く知られているのが、一部がかつての刑務所だったということです。今でも、当時の面影が残っています。カフェのある建物の上階には、刑務所の当時の独房の様子が分かるように、独房がいくつか残されています。

もうひとつが、アブラハム平原に美術館が立っているということです。アブラハム平原は、フランス軍とイギリス軍が戦った地ですね。現在、公園になっていて、非常に眺めが良く美しいです。また、散歩道も整備されているので、歩いているだけで、何時間かあっという間に過ぎてしまいます。(飲み物(や少量の食べ物)は持って歩いたほうがいいと思います。公園内に売店などはあまりないので・・・それから、お手洗いもないので、トイレなどは済ませておいたほうがいいです。)

ということで写真です。
美術館の正面入り口の建物の様子です。

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昔刑務所(牢獄)だった部分の建物ですね。この建物内に、カフェがあります。
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こちらは昔の刑務所(牢獄)とは関係ない部分ですね。こちらで大規模な展覧会が行われることが多いようです。今回の女性シュールレアリストたちの特別展も、リオペルの常設展もこちらの建物で行われています。

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美術館のサン=ローラン川側への扉から外に出ました。


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日本語ではセント=ローレンス(川)と習うようですが、現地ではサン=ローラン(川)と呼びます。


先ほどご紹介した刑務所(牢獄)の建物です。工事中ですね。

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こちらがサン=ローラン川に向かっているほうの建物の様子です。レストランが、テラス席(外で食べられる)を設けていて、お客さんが沢山外にいたので、人を避けて撮影したら、なんだかわかりにくい写真になりました。


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お花もきれいです。


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広々とした公園でしょう。
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美術館は、現在もう一棟建設中です。下の写真では見づらいかもしれません。( http://www.plusdespacepourlart.ca/ )
リンク先のサイトは少し重いかもしれませんが、建設予定の建物の様子が見られるはずです。

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では本日もご訪問、どうもありがとうございました。
皆さんの一日が有意義で楽しいものでありますよう、心よりお祈り申し上げます。
またのご訪問を楽しみにお待ちしております。
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2012年8月15日 (水)

Matagami, je t'aime! 12 マタガミが好き!(歴史 5)

歴史はまだ続きます…

Portrait de Matagami http://www.matagami.com/maville/index.cfm#
からリンクをたどるとたどり着く
Histoire http://www.matagami.com/maville/histoire.cfm
にある内容を翻訳しつつ、私のコメントを付け加えています。

1965年春から、べ=ジェイムズ地方 la Baie-James の土木工事が始まりました。この巨大開発プロジェクトはすぐにマタガミ住民の関心の中心になりました。というのも、マタガミに、北(べ=ジェームズ地方)と南(ケベック(州)の既に開発され、人が住んでいるような地域)を結ぶ道が通ることになったからです。1970年代初頭には、マタガミでは急速な経済成長が見られました。水力発電所建設に必要な製品やサービスを提供するため運送会社がいくつもマタガミに事務所を構えたのです。そのため、マタガミは数千人もの労働者を受け入れるために、インフラストラクチャーを倍増したそうです。
この時代がマタガミの黄金期だったと言われますが、この黄金期は長く続きませんでした。1982年の初めに、政府は、報告書の内容を受けて、電力の需要は第二段階(la phase 2)または« Projet N.B.R. »に移るには十分ではないと結論付けました。そして、これらの土木工事は無期限で先送られることになりました。
この政府の発表にマタガミの経済界は、それなりに悲観的になったようですが、再び、1960年代のころのような鉱業と林業の町となりました。
また、町を存続させるため、経済の多角化に向けて本格的に動き出しました。というのも、2004年に、ベル=アラール Bell-Allard 鉱山が閉山した2年後、鉱業を維持するための「ペルセヴェランス」(Persévérance「根気」の意)計画の報告が公開されたのですが、この報告で、マタガミの経済がいかに脆弱であるかが明るみになったのです。ひとつの産業にのみ依存する北方にある地方公共団体の特殊な経済状況が明らかになり、各住民・各政府関連組織が力を合わせて状況改善を目指す契機となりました。

補足説明:ペルセヴェランスPersévérance計画は、2008年9月19日に実行に移された亜鉛鉱山開発計画です。
詳しくは
la Société de développement de la Baie-James (SDBJ) べ=ジェームズ地方開発公社 のサイト
Xstrata Zinc : la mine Persévérance à Matagami voit le jour le 19 septembre 2008
(エストラタ・ジンクXstrata Zinc社:マタガミのペルセヴェランス鉱山が2008年9月19日に開山)
http://www.sdbj.gouv.qc.ca/bulletin_sdbj/2008-11/fr/article1.php
という記事や
Xstrata Zinc社の
Perseverance Operation」(ペルセヴェランス作戦)
http://www.xstratazinc.com/EN/Operations/Pages/PerseveranceOperation.aspx
という記事、
マタガミの公式サイト内の「Affaire」内の記事
http://www.matagami.com/affaires/secteurs-economie.cfm
をご覧下さい。


その後、マタガミはこの状況に敢然と立ち向かい、現在、急成長中の分野の開発計画を全面的に支援するダイナミックな地域となりました。エクストラタXstrata社(http://www.xstrata.com/)によると、将来開発予定のBracemac-McLeod(ブレイスマック=マクレオド)鉱床は2013年中にPersévérance ペルセヴェランス 鉱山の後継となると見られるそうです。

補足:Bracemac-McLeod鉱床については
マタガミの公式サイトにあるPDF文書(COMMUNIQUÉ・コミュニケ)MATAGAMI EST RAVIE DE LA MISE EN EXPLOITATION DU GISEMENT BRACEMAC-MCLEOD「マタガミは、ブラスマック=マクレオド鉱床の開発着手に歓喜」という題の記事
http://www.matagami.com/PDF-Temp/LancementmineBracemacMcLeod.pdf
や、
以下の報道発表(プレス・リリース)や
http://www.marketwire.com/press-release/Donner-Metals-Ltd-Mise-jour-des-resultats-de-forage-sur-le-gisement-Bracemac-McLeod-TSX-CROISSANCE-DON-1127711.htm

http://www.marketwire.com/press-release/Donner-Metals-Ltd-LEtude-de-faisabilite-du-gisement-Bracemac-McLeod-tire-a-sa-fin-TSX-CROISSANCE-DON-1270951.htm

http://www.marketwire.com/press-release/donner-metals-obtient-des-resultats-concluants-dans-le-cadre-de-letude-de-faisabilite-frankfurt-d4m-1314854.htm

新聞記事
http://affaires.lapresse.ca/economie/energie-et-ressources/201007/09/01-4296972-xstrata-developpera-une-mine-dans-le-centre-du-quebec.php
などご覧下さい。
他にも、いろいろな記事が出てくると思います。

それから、
(Syndicat des) Métallosのサイトでもこの話が出ていました。
2009年1月21日の記事ですが…
Xstrata Zinc Mine MatagamiTrois ans et 9,75 % d’augmentation de salaire
「エストラタ・ジンク・マイン・マタガミは3年で給料が9.75パーセント上昇」のようです。
http://www.metallos.org/modules/nouvelles/nouvelle.php?id=73&langue=fr
そういえば、ケベック(州)は労働組合の力の強いところですね。
Métallos(「メタロ」と呼びます)は、どうやらケベック(州)で組合員が最も多い労働組合のようです。United Steelworkers(USW)と関連しているようですが…

***

マタガミの公式サイトの歴史はここで途切れてしまっています。
中途半端な気がしますが…
もうひとつ、マタガミの歴史についての文書を見つけたので、比較してみたら面白いかもしれませんね。

ということで、今回でマタガミの歴史はおしまいです。
日本人が行かない場所でも、こんなふうに歴史はつむがれていくようです。

次回は、マタガミのエコロッジのお話です。(おそらく、リンクをたくさん貼る事になります。)きれいな風景が楽しめると思います。
http://www.matagami.com/guidevacances/ecolodge.cfm


本日もご訪問、どうもありがとうございます。
皆様の一日が有益で楽しいものでありますよう、心よりお祈り申し上げます。
写真がないと寂しいかもしれませんので、写真を三枚載せます。
これは、ラック=サン=ジャン地方 Lac-Saint-Jean の写真です。
山のなかです。
紅葉の季節、晴れた空の下での風景はとてもきれいなのですが、今はまだ紅葉の季節ではないので、いろいろな緑をお楽しみ下さい。


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2012年8月14日 (火)

Matagami, je t'aime! 11 マタガミが好き!(歴史 4)

歴史はまだ続きます…

Portrait de Matagami http://www.matagami.com/maville/index.cfm#
からリンクをたどるとたどり着く
Histoire http://www.matagami.com/maville/histoire.cfm
にある内容を翻訳しつつ、私のコメントを付け加えています。

1965年春から、べ=ジェイムズ地方 la Baie-James の土木工事が始まりました。
補足説明:
これについては、現在進行中の「プラン・ノー Plan Nord」(北部開発計画と訳されていますが、開発するだけの「計画」ではなくて、北部にかかわる総合「政策」といえます。)を知るためには、このべ=ジェームズ地方の開発は無視することができないと思います。
ということで、いくつかサイトのアドレスを列挙しておきますね。
フランス語は必須です。

la Société de développement de la Baie-James (SDBJ) (べ=ジェイムズ地方開発公社)のサイト
http://www.sdbj.gouv.qc.ca/fr/home/

Hydro-Québec(イドロ=ケベック(電力会社))のサイト内のページ
こちら
http://www.hydroquebec.com/sebj/fr/index.html
こちら
http://www.hydroquebec.com/visitez/baie-james/bourassa.html

Le ministère des Ressources naturelles et de la Faune (天然資源・野生動物省)のサイト
Développement de la Baie-James
http://www.mrnf.gouv.qc.ca/foncier/arpentage/arpentage-delimitation-quebec-developpement.jsp

ラジオカナダのサイト
Développer les ressources hydro-électriques
http://archives.radio-canada.ca/economie_affaires/energie/clips/880/
Construire la route de la baie James
http://archives.radio-canada.ca/economie_affaires/energie/clips/881/
La grande aventure de la baie James
http://archives.radio-canada.ca/economie_affaires/energie/dossiers/48/
それから、Baie-Jamesというキーワードで出てくるような記事は読んでおいたほうがいいと思います。

それから、ウィキペディアのフランス語の記事は読んでおいたほうがいいかもしれません。信憑性については、ご自身で確認を取ってくださいね。(ウィキペディアについては、しばしば記事内容が変えられることもあると聞きますので。)
Histoire du projet de la Baie-James
http://fr.wikipedia.org/wiki/Histoire_du_projet_de_la_Baie-James
Projet de la Baie-James
http://fr.wikipedia.org/wiki/Projet_de_la_Baie-James

べ=ジェイムズ地方のダムの写真はとてもきれいです。
上に挙げたサイトにも写真がありますので、写真だけでもどうぞご覧下さい。
特に、ダム好き(ダムファン・ダムマニア)の方にはぜひ訪れていただきたいようなダムがあります。現在はフランス(ヨーロッパ?)からのお客様が多いようで、日本人観光客はあまりいないそうです。

今回も、いろいろ付け加えていたら、記事が長くなりました。次回に続きます。
ダムの写真はないので、下に、道路わきにあった湖の写真を載せます。

本日もご訪問、どうもありがとうございます。
皆様の一日が有益で楽しいものでありますよう、心よりお祈り申し上げます。
大変お手数をおかけしますが、右サイドバーにあるブログランキングをクリックしていただけませんでしょうか。大変励みになります。


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道路の様子はこんな感じです。

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2012年8月13日 (月)

Matagami, je t'aime! 10 マタガミが好き!(歴史 3)

http://www.matagami.com/maville/index.cfm#
Portrait de Matagami からリンクをたどるとたどり着く
http://www.matagami.com/maville/histoire.cfm
Histoireにある内容を翻訳しつつ、私の(日本人の視点からの)コメントを交えています。


初めての宗教的儀式は、l’église Unie エグリーズ・ユニ(直訳すれば、統一教会ですが、意味はこの後の文章で明らかになります)で、1962年4月17日に行われました。

マタガミのサクレ=クール小教区(la paroisse Sacré-Cœur de Matagami)の特異性は、世界教会主義(エキュメニズム (Ecumenism))の精神に則っているということでした。というのも、ひとつの建物に3つの教会(カトリック教会・アングリカン教会(聖公会)・ユニバーサリスト教会(こちらについては後で調べなおしますね))が入っていたからだそうです。「開拓地にありがちな感じ」としばしば言われます。建物を建てる資材がなく、それほど人口が多くない場合には良い解決法だと思います。


当初、マタガミの経済は、鉱山に頼っていたのですが、徐々に林業に重点が移ります。1960年初頭から、マタガミ近辺の森林が伐採され始めたようです。そのころマタガミで活動していたらしい企業は、アントルプリーズ・ウエレット(les Entreprises Ouellette)(ウエレット社くらいの意味です)だそうですが、1968年にはビソン・エ・ビソン(Bisson et Bisson、「ビソンとビソン」という意味です。)という会社が最初に伐採の権利を得たそうです。
ビソン・エ・ビソンは、最初は、ベル川la rivière Bell の川岸、橋近くに会社を構えたようなのですが、そこで大火事があってから、現在の工業団地内に引越ししたそうです。それでも、その後二度(1974年と1986年)、火災の被害に遭っているそうです。この3回の火災にもかかわらず、林業は発展を続け、Produits forestiers Domtar inc.(発音「プロデュイ・フォレスチエ・ドムター」、意味は「ドムター林産物社」くらいになります)が1988年にビソン・エ・ビソンを買収したそうですが、2010年7月に、所有者が、ドムター林産物社からEacom Timber Corporation 社(発音は「イーコム・ティンバー・コーポレーション」でしょうか、英語の名前のようです)に移ったそうです。
補足説明:マタガミは、「伐採の場所」・「製材所がある場所」という風に考えていただければと思います。

マタガミの写真はこちらこちらこちらをご覧下さい。

http://www.matagami.com/maville/photos-ville.cfm
http://www.matagami.com/maville/photos-nature.cfm
http://www.matagami.com/maville/photos-ecolodge.cfm

教会の写真です。Traduction JPQC撮影・以前にも載せました。


2012_44

どうでも良い資料かもしれませんが、ケベック北部の林業に興味のある方はどうぞ見てください。
Produits forestiers Domtar inc.の資料です。(PDF文書・フランス語)
http://carto.domtar.com/frd/french/pdf/086-20_04.pdf

Domtarドムターは、カナダでは、製紙業などで良く知られている企業ですね。
http://www.domtar.com/ (英語サイト)
http://www.domtar.com/fr/index.asp (フランス語サイト)

Eacom Timber Corporationのマタガミに関するページです。(フランス語)
http://www.eacom.ca/bois/scieries/scieries/matagami


最後にちょっと和み系(?)の写真を二枚ばかり
ラック・サン=ジャン Lac Saint-Jean湖です。リンクを貼りましたので、興味のある方はご覧下さい。

こちらのほうが小さいですけれどいろいろイメージが見られてお勧めですね。こちらからCarte et photosを選んで見る写真もいいですね。
http://www.bonjourquebec.com/qc-fr/saguenaylacstjean.html/
http://www.saguenaylacsaintjean.ca/   で、「Carte et photos」を選んでください。少し時間がかかるかもしれません。 http://www.saguenaylacsaintjean.ca/ は、ページが重いような気がします。

グーグルで画像検索などをしてみると、他にも、イメージが見られます。

ラック=サン=ジャン地方は、ブルーベリーの産地です。
トラピスト修道会のチョコレートも有名です。
ラック・サン=ジャン湖湖畔はなかなかいいです。日本人好みではないかな、と思います。

以下が写真です。海のようでしょう。でも、湖です。


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パノラマ風にしてみました。

では、本日もご訪問どうもありがとうございました。
皆様が、今日も一日有意義に楽しく過ごせますよう、心よりお祈り申し上げます。
次回のご訪問を楽しみにしております。
***
お手数ではありますが、もしよろしければ、右サイドバーにあるブログランキング(3種類あります)のリンクをクリックしていただけませんでしょうか。ご面倒をおかけします。

2012年8月 4日 (土)

Matagami, je t'aime! 9 マタガミが好き!(歴史 2)

マタガミ Matagami の町の歴史 第二回目です。

マタガミは、歴史の浅い町です。20世紀に入ってから、開発が進んだ鉱山町です。
でも、それだけに、歴史的なさまざまなことが現在も色濃くあちらこちらに見られます。
だから、大自然を満喫するだけでは飽き足らない日本人の方には、マタガミの歴史はきっと面白く思われるのではないか、と思うのです。
字ばかりの記事が続くと思いますので、以下のリンクで、写真などお楽しみになりながら、お読みくださいね。

マタガミMatagamiの町の公式サイトの写真集 
http://www.matagami.com/maville/photos-ville.cfm

マタガミMatagamiの町の公式サイトのエコロッジ(これについては後でまた記事にします)関連の写真集
http://www.matagami.com/maville/photos-ecolodge.cfm

ケベック(州)の観光公式サイトのRéseau Bell - Nature
http://www.bonjourquebec.com/qc-fr/repertoire-attraits/parc-municipal-et-regional-centre-dinterpretation-de-la-nature/reseau-bell-nature_5779488.html


***
今回の記事は、マタガミ Matagami の町の公式サイトの歴史 Histoire のページ
http://www.matagami.com/maville/histoire.cfm
を参考にしました。

http://www.matagami.com/maville/index.cfm#
Portrait de Matagami からリンクをたどるとたどり着く
http://www.matagami.com/maville/histoire.cfm
Histoireにある内容を翻訳しています。

もうひとつ、マタガミの歴史についてのPDF文書を見つけたので、こちらのほうもいつかご紹介したいと思います。

鉱山町や炭鉱町に興味のある方はぜひ一通り読んでいただきたいです。
日本初紹介です。

***


鉱山は、経済発展と地域振興の真の立役者として、マタガミの誕生と成長に大きく貢献しています。1950年代半ば、鉱山開発会社5社が、一致協力して探鉱のため、マタガミ地方に来ました。これが実を結び、1960年から、3つの鉱山が開発されました。マタガミ湖、オルチャンとニュー・ホスコ Lac Mattagami, Orchan et New Hosco の三山ですが、この開発によって、マタガミが生まれることになります。

当時既に、ノランダ Noranda という会社(ノランダというのは、現在地方自治体の名前の一部 Rouyn-Noranda ( 
http://www.ville.rouyn-noranda.qc.ca/ 
) になっていますが、この会社の名前に由来します。豊田市とトヨタの関係みたいなものでしょうか。)が他の鉱山開発会社3社とこれらの鉱山を共同開発していたのですが、この会社は開発にかなり力を入れていたようです。とはいえ、1979年になって初めて、マインズ・ラック・マタガミ(マタガミ湖鉱山) Mines Lac Mattagami とオーチャン鉱山 Mines Orchan ltée とその関連会社のマイン・ベル=アラール Mine Bell-Allard を合併して、ノランダ Noranda ltée が唯一の鉱山の所有者となり、社名がノランダ、マイン・マタガミ(マタガミ鉱山)Noranda Inc, Mine Matagami となったそうです。

1959年の冬に、この地域の歴史に決定的な影響を及ぼしたできごとがありました。それはアモス・マタガミ Amos/Matagami 間の道路の開通です。(この道は舗装されており、現在では、ラディソンにまで続いています。北方の風景を楽しむには絶好の道路です。この道路についてもいつか記事にする予定です。)

この道路のお蔭で、道路開通前は水上飛行機しか交通の手段のなかったマタガミですが、孤立から脱しました。
そして、1960年3月には、当時、ケベック(州)政府は、モデルとなるような鉱山町の建設を目指していたので、当時のケベック(州)首相、アントニオ・バレット氏 Antonio Barrette(1899-1968) (
http://www.assnat.qc.ca/fr/deputes/barrette-antonio-1853/biographie.html
)が四季を通じて通行可能な道路の建設と、後にマタガミと名づけられることとなる町の建設を発表しました。

1961年に、(ルネ・レベック René LÉVESQUE氏が大臣を務める)天然資源省が立てた都市計画によると、マタガミとなる予定の町は人口5千人程度が無理なく住める町になる予定でした。
補足説明[ルネ・レベック René LÉVESQUE 氏((1922-1987))は、没後の現在でもケベックで人気のある政治家です。 ジャーナリスト出身で、政治家になる前から、ケベックの人々にさまざまな問題を提起しました。パルチ・ケベッコワ Parti québécois の創立者で、1976年から1985年までケベックの首相を務め、1980年のケベックの住民投票のときの首相でした。この方については、その人生が数度ドラマ化されています。2005年のRené Lévesque 「ルネ・レベック」、2008年の 「ルネ・レベック ― 一人のリーダーの運命」 はルネ・レベック役のエマニュエル・ビロドー Emmanuel Bilodeau がはまり役でした。]

1962年には、ケベック地名委員会が、新しい町の名前をマゼノ Mazenod と名づけようとして、住民の怒りを買いました。この名前は、マルセイユ司教 évêque de Marseill で、オブラ・ドゥ・マリ=イマキュレ修道会 la congrégation des Oblats de Marie-Immaculée の創設者であるシャルル=ジョゼフ=ユジェーヌ・ドゥ・マゼノ Mgr Charles-Joseph-Eugène de Mazenodにちなんだもので、この司教に敬意を表するため、ケベック地名委員会は命名しようとしたのでした。
補足説明[オブラについては、以下の公式サイトが役に立つと思います。
http://www.omiworld.org/default.asp?L=2
Charles-Joseph-Eugène de Mazenodについては以下のようなサイトがあります。
http://www.eugenedemazenod.net/fra/
ちなみに、この方は、1995年に列聖されています。

住民が激しく反対したので、町の名前はマゼノとはなりませんでした。土地森林省 Le ministère des Terres et Forêts が、1962年に、マタガミ Matagami という名前に町の名前を決定しました。Matagami という言葉は、クリー族の言葉で、「水流の合うところ(川の合流点)」だそうです。先住民族はこの名前を、アラール川・ベル川・ワスワニピ川が合流するマタガミ湖を指すときに使ったようです。

***
この続きは次回の記事になります。

鉱山開発・漁業・アメリカ先住民・白人移住者・政府がおりなす歴史が、ぼんやりとでも、お伝えできればと思います。

写真がないと寂しいので、シブガモ Chibougamau 周辺の写真を一枚載せます。

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2012年8月 3日 (金)

Matagami, je t'aime! 8 マタガミが好き!(歴史 1)

ここですこしばかりマタガミの歴史の話をしたいと思います。
マタガミは、歴史の浅い町です。20世紀に入ってから、開発が進んだ鉱山町です。
でも、それだけに、歴史的なさまざまなことが現在も色濃くあちらこちらに見られます。
だから、大自然を満喫するだけでは飽き足らない日本人の方には、マタガミの歴史はきっと面白く思われるのではないか、と思うのです。
字ばかりの記事が続くと思いますので、以下のリンクで、写真などお楽しみになりながら、お読みくださいね。

マタガミMatagamiの町の公式サイトの写真集 
http://www.matagami.com/maville/photos-ville.cfm

マタガミMatagamiの町の公式サイトのエコロッジ(これについては後でまた記事にします)関連の写真集
http://www.matagami.com/maville/photos-ecolodge.cfm

ケベック(州)の観光公式サイトのRéseau Bell - Nature
http://www.bonjourquebec.com/qc-fr/repertoire-attraits/parc-municipal-et-regional-centre-dinterpretation-de-la-nature/reseau-bell-nature_5779488.html


***
今回の記事は、マタガミ Matagami の町の公式サイトの歴史 Histoire のページ
http://www.matagami.com/maville/histoire.cfm
を参考にしました。

http://www.matagami.com/maville/index.cfm#
Portrait de Matagami からリンクをたどるとたどり着く
http://www.matagami.com/maville/histoire.cfm
Histoireにある内容を翻訳しています。

もうひとつ、マタガミの歴史についてのPDF文書を見つけたので、こちらのほうもいつかご紹介したいと思います。

鉱山町や炭鉱町に興味のある方はぜひ一通り読んでいただければいいなあ、と思います。
日本初紹介です。

***

マタガミは、1963年4月1日に、鉱山開発にともない、創立された町です。
現在マタガミのある地には、白人到着のはるか前から、人が住んでいました。17世紀には、クリー族 les Cris が べ・ジェイムズ地方 la Baie-James のイギリス人とアビチビ地方 l’Abitibi ・テミスカミング地方 Témiscamingue のフランス人と、毛皮取引をしていました。
補足説明[17世紀には、まだカナダという国は存在しておらず、ケベックにあたる地域は、フランスの支配下にあって、ヌーヴェル・フランスと呼ばれていました。1763年(18世紀ですね)のパリ条約で、現在のケベックにあたる地域は、イギリス領となります。現在の連邦制のカナダが成立した(Confédération )のは、1867年です。1982年に憲法をカナダのみで変えられるようになった( rapatriement)のですが、この1982年憲法にケベックは参加していません。]

チョウザメと白身魚がワシワニピ湖 lac Waswanipi に豊富だったゆえ、1930年代から漁業が盛んになりました。1962年には、マタガミにクリー族がこの地域に数家族住み始めました。現在のマタガミとなる地域に最初に居を定めた一族のなかには、キッチェン家 les Kitchen とオッター家 les Otter があります。クリー族の人口はワスワニピ Waswanipi のコミュニティへの大規模な移住運動が始まる1975年まで順調に増え続けました。
補足説明[現在、アメリカ先住民の、マタガミ住民人口に占める割合は大変低いです。]

クリーには長い伝統があります。狩猟と釣りが生活の中心です。やり手の狩人・上手い釣り人になるための技術、カヌーのこぎ方・罠の仕掛け方・食物保存法の習得、皮革のなめし方、そしてラケット(カンジキ)の作り方、こういうことにまつわる知識が常に後の世代へと伝えられます。

ケベックの南と北の交差点として、現在マタガミのあるこの地域は、地質学者のロバート・ベル Robert Bell 博士(1841年生、1917年没)による調査・開発事業のお蔭で、19世紀末ごろには知られるようになります。
補足説明[ロバート・ベル博士については、「Dictionary of Canadian Biography Online」のRobert Bell (Robert, Bell)の項を参考にしていただければと思います。

http://www.biographi.ca/009004-119.01-e.php?&id_nbr=7201 ]
補足説明[このベル博士の名前は、現在もさまざまなところに残っています。「Matagami, je t’aime! マタガミが好き!5」
http://traductionjpqc.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/matagami-je-t-4.html に掲載した写真のなかに写っている標識の公園の名前が、Parc de la rivière Bell (「ベル川公園」ですが、このベルもベル博士にちなみます。ベル博士自身が、1896年にこの川に名づけたとか…]

この地域は、当時、百人程度のアメリカインディアンのクリー族の人々が住んでいたようですが、北緯49度から50度にかけてのこの地域の自然は手付かずでした。canton Isle-Dieu カントン・イル=デュウに含まれる地域は、1895年から、ロバート・ベル博士が調査していたようです。1912年になって、最初の炭鉱開発が始まったとのことですが、アラール川・ベル川・ワスワニピ川 Allard, Bell et Waswanipi 流域にある、数千もの湖や支流や小川などの河床にダイヤモンド鉱床を見つけようとしていたようです。しかしながら、当時は何も見つけられず、1928年になって、再びダイヤモンドを見つけようとしたのですが、やはり徒労に終わり、2003年になって再び調査が行われたのですが、ダイヤモンドは見つからなかったそうです。
補足説明[ダイヤモンドについては、シブガモ Chibougamau のほうで期待ができるらしく、数年前から調査開発が進んでいます。]

1920年代終わりのころのダイヤモンドの発見を目指した鉱山開発は、実りがなかったようですが、この開発のお蔭で、40年後にマタガミという町が生まれる事になったといっても過言ではないようです。ベル博士とそのグループが集めたデータを見て、探鉱者たちは、現在マタガミのある地に興味をもったようです。ベル博士の名前は川の名前となり、マタガミに沿って流れています。
補足説明[Matagami, je t’aime! マタガミが好き!6」 
http://traductionjpqc.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/matagami-je-tai.html
で見晴らした風景の中に写っている川がベル川だと思います。]

古い地図などでは、このベル川は「ノダウェイ Noddaway 」と記載されていますが、この言葉は、「イロクワ族 Iroquois の川」という意味だそうです。これはおそらく、17世紀にあった、イロクワ族の侵入(攻撃)のせいではないかということです。

探鉱が盛んだったころ、探鉱と同時に、漁業が行われていました。1917年から、ノッタウェイ・フィッシュ会社 Nottaway Fish Co. は、20隻ほどの漁船に操業させていました。

1930年代には、ケベック・フィッシャリーズ有限会社 Quebec Fisheries Ltd という名前となり、200隻を超えるさまざまな船を所有していたようです。これらの船のなかには、航海用の強力なエンジンを搭載し、全長13.7メートル・幅6.1メートルほどあったものもあったようです。この会社は、魚を輸送するのに使う箱の材料である板を生産する製材所も所有していたようです。とはいえ、あちらこちらに水流のある地域ゆえ、当時、水の事故の犠牲者はあとを立たなかったようです。現在、白い十字架が立っている場所が、当時の犠牲者を埋葬した場所です。

***
この続きは次回になります。

写真がないと寂しいので、シブガモ Chibougamau 周辺の写真を一枚載せます。

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