Côte-Nord

2023年6月10日 (土)

お久しぶりです!

おひさしぶりです。

ケベック州での山火事がニューヨークの空気にまで影響を及ぼしているようですが、火元の近くのケベック州コート=ノー地方では、雨のせいか、それほどひどい影響はありません。

ケベック州の北部のシブガモ、シャペなどは、全住民避難命令が出ました。私の知り合いは皆無事なようです。シブガモの人口が7千人、しゃぺの人口が2千人くらいです。それに加えて、先住民族も避難しているので、一万人ほど移動しているのではないかな、と思います。

ケベックでは、現在は124くらいの山火事が起きているようです。詳しくは、こちらをどうぞ。https://sopfeu.qc.ca/
SOPFEUというのは、Société de protection des forêts contre le feu のことです。直訳すると、「火に対して森を守る会社」ということで、「山火事消防社」とか、言うのでしょうか。

下の地図で見ると、赤いところが、山火事の危険性が非常に高いところですね。

赤い火のマークが制御できない山火事です。
青い火のマークはどうにか進行を抑えている山火事です。
緑色の火のマークは経過観察中の山火事です。
空色の火のマークは制御できた山火事です。
火のマークの周りが囲まれているのは、山火事が囲われているしるしです。

Feudeforetquebec

ここまでの山火事は久しぶりですね。

では、シブガモやシャペあたりの様子です。今日あたり、山火事が制御されつつあるとのことです。

 

 

https://www.lesoleil.com/actualites/le-fil-des-coops/2023/06/08/le-feu-de-chapais-maitrise-et-celui-de-chibougamau-toujours-stable-XQ33PBOODNG2DOSIRROFEROQIM/

 

https://ici.radio-canada.ca/nouvelle/1986148/abitibi-ouest-nord-quebec-sopfeu-avions

アビチビ=ウエスト地域です。森の延焼を防ぎ、電線を守るため、溝を掘り、木を切り倒したそうです。

 

 

https://www.985fm.ca/audio/563082/l-evolution-du-feu-a-stagne-depuis-les-48-dernieres-heures

ノーメタルという町のようすです。

ということで、私たちは無事です。でも、油断はできません。。。ではまた。

 

 

2020年7月14日 (火)

ケベック138号線の旅 (コート=ノー地方)

https://tourismecote-nord.com/roadtrip/?fbclid=IwAR3icWNfvAHCyaKx7xoeDS7BgJn8QAzFbD1gBrAOHbE2X4evuSPIEGD9YnQ

 

コート=ノー地方を陸路で旅するには欠かせないというか、ほぼ唯一の、幹線道ともいえる138号線の紹介です。

コート=ノー地方には、陸路ではいけない地域も多いです。しかしながら、陸路で行ける地域だけでも、十分旅行が楽しめると思います。陸路で行けない地域(船か飛行機で行く地域)にも素敵な場所が多いですが、現地のフランス語もしくは現地の英語がわかったほうがいい場所が多いかもしれません。

それに対し、陸路で行けるような地域は、フランス語が分かればまず問題ないと思います。また、観光客に慣れている、観光施設がある、など、体制が整っていると思います。

 

 

 

 

 

 

2018年3月 4日 (日)

アーヴル=サン=ピエール

アーヴル=サン=ピエール Havre-Saint-Pierre に先日行ってきました。
アーヴル=サン=ピエールは、べ=コモー Baie-Comeau から車で6時間ほど東方向に行ったところにあります。コート=ノー Côte-Nordの道路網は比較的単純で、べ=コモーからアーヴル=サン=ピエールに行くには、一本道で済みます。

べ=コモーから、二時間半ほど離れたところにあるセ=チル Setp-Îles を通って、アーヴル=サン=ピエールに到着です。ところどころに小さな町があり、車の通りが結構あるので、ノー=デュ=ケベックNord-du-Québecを旅行する時よりも、心細くはありません。

べ=コモー、セ=チルは人口が比較的多く、観光地としては夏がメインですが、年間を通して、いろいろな催し物があります。店数も比較的多く、冬に訪れたとしても、一日くらいなら、どうにか町の観光ができます。
アーヴル=サン=ピエールは夏の観光地として有名です。冬は、観光施設などは閉まっていると考えたほうがいいでしょう。というのも、観光施設の従業員は、夏期休暇を利用した学生さんらしいので…また、アーヴル=サン=ピエールは小さな町なので、冬に訪れると、レストランは、昼間は、一軒(ラ・プロムナード La Promenade)しか開いていない感じです。夜は二軒、という感じでしょうか。ラ・プロムナードについては、イメージがこのリンク先で見られます。トリップアドバイザーのページです。海鮮料理が有名です。サービスが良く、店内もきれい、お手洗いなどもきれいです。

https://fr.tripadvisor.ca/Restaurant_Review-g499344-d2212805-Reviews-Restaurant_la_Promenade-Havre_St_Pierre_Quebec.html

レストランではありませんが、チム・ホートンTim Hortonsというドーナツ屋さん(カフェ)はあります。チム・ホートンでコーヒーを頼む場合、コーヒーの種類・カップの大きさを指定して、その後、砂糖と牛乳の量を指定します。砂糖1、牛乳2といった感じです。最初のころは戸惑うかもしれませんが、慣れれば、自分好みの味になるように指定できるようになると思います。そういうわけで(?)、ここら辺のチム・ホートンには、顧客のそばに砂糖もミルクもありません。
アーヴル=サン=ピエールには、そのほか、スーパーマーケットが一軒、薬局が一軒、ロッシーRossyという雑貨店(日持ちのする食品、衣料品、おもちゃ、文具、手芸用品、インテリア商品など雑多なものが売られています)があります。

アーヴル=サン=ピエールは小さな町と書きましたが、人口は三千五百人程度、アカディからの移民の子孫が住民の多くを占めるそうです。フランス語に少しばかりなまりが感じられます。とくに、カニという単語を発音する時など、はっきりわかるので、「旅をしているなあ」と感慨深く思います。日本でも、地方を旅行中、なまりや方言といったものを耳にして、うれしく思いますが、そういう感じです。

アーヴル=サン=ピエールは小さな町ですが、産業は観光のほかに、Rio Tinto, Fer et Titane(リオ・チント、フェー(鉄)とチタン)といった会社があるように、鉱業もある程度盛んです。

アーヴル=サン=ピエールは、観光地として知られているだけあって(?)、小さな町のわりに、皆さんすごく親切でした。

ということで、いくつか写真を載せますが、アーヴル=サン=ピエールの夏の観光地らしい写真とは違った静かな町の写真となります。

チム・ホートン メニューがどこでも大体同じなので、旅行の時など、便利です。

Dsc051950005javascript:insertImage()Dsc051980008
通りの名前の標識は、町がアカディ起源だということを思い起こさせます。

ちなみに、アカディの旗はこんな感じです。(ウィキペディア)

Drapeau de l'Acadie

https://fr.wikipedia.org/wiki/Drapeau_de_l%27Acadie

ショッピングセンターはこんな感じです。

Dsc052120022

サン=ピエール教会はこんな感じです。

Dsc051970007

下の写真ではサン=ローラン川(セント=ローレンス川)に浮かぶ島々が見えます。天気があまり良くなかったので、はっきり見えませんが…夏は、観光客でいっぱいになるようです。

Dsc052030013

次回は、夏に来たいと思いました。

では、本日もご訪問、どうもありがとうございました。またのお越しを楽しみにしています。

皆様が、今日一日楽しく過ごせますよう、心よりお祈り申し上げます。

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ありがとうございました。m(_ _)m

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2016年5月26日 (木)

コート=ノーの様子 

こんにちは。

お立ちより、ありがとうございます。
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コート=ノー Côte-Nord は、昔からの観光地シャルルヴォワ地方より、サン=ローラン川の河口近くにあります。
対岸は、バ=サンローラン地方とガスペジ=イル=ド=ラ=マドレーヌ地方です。
イル=ド=ラ=マドレーヌ地方は、日本では、アザラシで有名なようですね。
イル=ド=ラ=マドレーヌ地方の観光協会のサイトにあるL'Hôtel le Château Madelinot ロテル・ル・シャトー・マドリノは、アザラシの赤ちゃんを見るのを売りにしているようです。
リンク先では動画や写真が見られます。
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さて、コート=ノーのほうに話を戻しますね。
車で、ケベック市やモンレアル方面から来る場合、タドゥサックあたりで無料フェリーに乗ります。
フェリーからの様子。
Dsc02222
フェリー上の様子。
Dsc02217
 
Dsc02229
5月下旬ころには、ホエール・ウォッチングツアーが始まっていました。
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先週あたりはまだ雪が降ることもありましたが、ケベック(州)は春めいてきました。
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今から数日前のケベック市の様子です。
ベ=コモーからケベック市までは自動車で4時間半、と言いますが、フェリーや食事やトイレタイムを考慮に入れて、実際には6時間くらいを見たほうがいいかもしれません。ケベック市からベ=コモーまで、距離は、420キロから430キロくらいでしょうか。
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遠くにシャトー・フロントナックが見えます。シャトーとつきますが、城だったことはなく、最初からホテルです。
手前の建物は税関ですね。この写真を撮った場所の近くには、
Musée naval de Québec  (ケベック海軍博物館、とでも訳せましょうか)
がありますが、閉まっていました。この夏に開館するようです。
世界大戦に興味のある方は、行ってみるといいかもしれません。
Dsc02316
次回は、コート=ノーをもう少し紹介したいと思います。
ご訪問、どうもありがとうございました。
またのお越しをお待ち申し上げております。

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